こむさりゅはビジネスの勉強をするようになり、
初めてこんな講座に興味を持ち、案内があった
当日すぐに申し込みました。
撮影、録音は一切禁止だったので、全てメモに
書いてきました。
お話は本当に面白かったです。
90分があっという間でした!
[star_h4 style=”2″ color=”green”]オープニング:ライザップ[/star_h4]
番組の企画で、「ライザップでダイエットに成功したら
賞金500万円」につられて手を挙げた。
ライザップでやることは至ってシンプル。
糖質は絶対に摂らない。
炭水化物もレンコンも×。
専属トレーナーがついて、毎食の内容を
送らなくてはいけない。
だんだん面倒になって、食べる種類が自然に
減っていった。
週2回ライザップに通って50分間筋トレをする。
トレーナーの乗せ方が上手で、限界を少し超えさせる。
50回でもう限界!と思っても、
「もうちょっとがんばれますよ~!はいあと2回!
はいできたからもうちょっと!あと5回!」という感じ。
これを続けたら・・・
重度の糖尿病だったのが、血糖数値、血圧が下がり
正常値に!
さらに眼底血流で失明の可能性まで言われていたのも
完治!
いままでずっと飲んできた大量の薬を、医者の判断で
全部やめた!
代わりにお医者さんは不機嫌に・・・
「いままで何年も食事療法も指導してきて治らなかったのに
ライザップで治しやがって!」だって。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]老後に必要な資金[/star_h4]
「老後を迎えるには2,000万円必要 」という国会の話。
年金21万円、支出26万円。
5.5万円の赤字で40年分用意しなければいけない計算。
しかも年金がずっと続くかは保証がない。
65歳から年金をもらい始めて100歳まで生きる割合
女性20%、男性15%。
105歳までは5%いる。
だから本当は絶対足りない。
政府は、
「年金制度は100年安心だ」
2004年までは「年金はみなさんに還る」と言っていた。
それが2004年以降は、
「今のお年寄りを支えるように」
若者が払った分をお年寄りみんなで分け合うので
年金制度が崩壊することはない。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]労働力について[/star_h4]
昭和30年代は月8万円で暮らせていた。
厚生年金を払っていれば相対的貧困(平均所得の50%以下)
には陥らない。
つらいのは、自分だけが食べられないこと。
経済成長では年金制度は救えない。
年金も増やさなければいけなくなるから。
労働力はどのくらいあるか。
60歳以上で働いている人60%以上。
男性全体の2/3にもなる。
70歳まで働かなければいけない人は、男性70%、女性54%。
これを、雇用政策研究会の委員だった時に
「おかしい!こんなばかな話があるか!」と言ったら
次の委員会から呼ばれなくなった。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]何が幸せか [/star_h4]
現在、平日は都心、週末は自宅(周りは田んぼだけ)の
都会と田舎と両方の生活をしている。
山手線内側エリアのアパートは3畳一間トイレのみで家賃78,000円。
冷蔵庫はコンビニ。
若者に何が楽しみか聞いたら、
「布団の中でスマホをいじるのが幸せ」と言った。
年寄りも、70歳までやりたくない仕事をやらなければならない。
それで本当に幸せなのか。
ちなみに僕の楽しみは、昨年から群馬で農業を始めたこと。
無農薬で育てているが、何も知らない状態から勉強するのが
楽しい。
僕の同級生でJR42年間一筋 のトップだった人が60歳過ぎて再雇用になった。
やっているのは食堂のスタッフで年収190万円になった。
「もっと楽しい仕事をした方がいいんじゃないの?」と言ったけど
「そんなの無理だよ」と言われた。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]これからの社会・仕事[/star_h4]
グローバル社会だ、発展途上国との価格競争だ!
49%の産業が、人口知能とロボットが人間に代わると言われている。
現在すでに投資コンサルティングの5銘柄が人工知能がやっている。
これからの仕事は、クリエイティブ(創造する)仕事が必要。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]目指すはイタリア![/star_h4]
5年前までイタリアを目指せと言っていた。
イタリアは毎年黒字、驚異の高度成長を遂げている。
「母を訪ねて3千里」のマルコは母をどこへ探しに行ったか。
最貧困の国と言われるアルゼンチンへ行った。
母はアルゼンチンへ出稼ぎに行っていた。
今やアルゼンチンは日本と肩を並べるくらいにまで成長した。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]イタリアのすごいところ[/star_h4]
イタリアの何がすごいか。
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”] 残業・休出なし [/m_p_c_list]
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”] 有給休暇消化率100% [/m_p_c_list]
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”] 夏休みは最低でも1ヶ月 [/m_p_c_list]
なぜそんなことが実現できているか。
そもそも価格競争に巻き込まれていない。
高付加価値であるから。
日本のように量産型で値下げしないと売れないのではなく、
ユーモアで全てがアート。
1個1個に価値が高いから値下がりにならない。
(いくつかイタリア製品を出して見せてくれました)
・植木鉢型トイレブラシ。
・恐竜型ライター などなど
「芸術は爆発だ!」の岡本太郎が
インパクトと、1度見たら忘れられなくなるものに価値が
あると言っていた。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]イタリアと日本の違い[/star_h4]
イタリアと日本は、中小企業が主体、少子高齢化など
共通点が多い。
でも大きな違いがある。
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”] イタリアは経営者が明るい [/m_p_c_list]
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”]現場への権限委任が大きい[/m_p_c_list]
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”]日本人は暗い[/m_p_c_list]
日本人の中高年は演歌が大好き。
努力して努力して努力して・・・
やっとそれが報われて涙、涙、涙・・・。
VHSは世界の技術史を塗り替えた。
実はデータマックスの方が機能は優れていたが、
売り出しに裏ビデオを2本付けたら大ヒットした
という裏話がある。
「おしん」を紹介したら20代の女性までもが支持したくらい
日本人は重くて暗いのが大好き。
ダメになる会社は、社員を前に社長が暗い挨拶をする。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]イタリア人の特長[/star_h4]
イタリア人が言うこと。
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”]歌おう![/m_p_c_list]
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”]食べよう![/m_p_c_list]
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”]恋をしよう![/m_p_c_list]
そしてどんなにピンチでも、切り替えの技がすごい。
ある番組でイタリア人男性と日本人女性の若者同士の対談があった。
イタリア人はとにかくのほほんとのんき。
最初は黙って聞いていた日本人女性も途中から
「イタリアだって国の借金すごいじゃないの!」と 激怒 。
それに対してイタリア人、
「借金を数えるより、僕とデートして夜空の星を数えよう」
って返した。
日本人はラテン化が必要。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]イタリア人の仕事ぶり[/star_h4]
僕は「イタリア人は仕事しない」と言っていた。
でも、現地(イタリア)で活動されている日本人経営コンサルタントから
重大な誤りを指摘された。
「イタリア人の働く量は日本人の2倍だ」と・・・。
内容はこうだ。
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”]経営者は日々の業務内容に口出ししない[/m_p_c_list]
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”]現場は毎日業務改善[/m_p_c_list]
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”]年間で業務計画を立てて1ヶ月除いて割り振り(1ヶ月夏休みだから)[/m_p_c_list]
[m_p_c_list pattern=”point” color=”green”]新商品のアイデアはとりあえず出す[/m_p_c_list]
現場はとってものびのび仕事している。
だから新しいアイデアが次々と出てくる。
フェンディは年間15,000の新製品を出している。
管理職は口出しせず、とりあえず販売して判断は
マーケットにゆだねている。
だから芽をつぶさない。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]石田純一さんとの対談[/star_h4]
石田純一さんは65歳超えているけどモテモテ。
その秘密を聞いてみた。
「森永さん、あなたみたいな容姿の人が直接狙ってもムリ。
それが許されるのはキムタクや福山レベルの人だけだよ。」
狙っている人に直接いかずに幅広くいくことだそう。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]何がヒットするかわからない[/star_h4]
私設博物館を作って、趣味で集めたものを12万点展示。
貯蔵も合わせると20万点ある。
上野博物館の貯蔵で10万点くらい。
年間の売り上げは100万円で大赤字。
それを、講演会やテレビ出演で穴埋めしているから別にいい。
バンダイに友人がいて、新商品の販売前に「これ、どう?」と
見せられたのが☟

「こんなの売れるわけないじゃ~ん、やめろ~」
と忠告したにもかかわらず、販売したらなんと
大ヒット!
しばらくしてまた連絡があり、
「今度は改良バージョン作ったよ」と
見せられたのが☟

「いいんじゃない?!」と興奮気味に伝えたら、
全く売れなかった・・・。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]三井時代[/star_h4]
三井ホールディングで部長だったときの話。
経営理念を「ラテンでいこう!」にした。
だれも賛同してくれなかったけど、唯一一人の女性だけ
賛同してくれた。
いつも残業続きで朝は寝不足でみんな不機嫌。
そこへ、
「おはようございま~す!」
とその女性はいつも明るく挨拶していた。
みんなろくに返事もしてくれない。
それでも5年くらいがんばってくれてた。
でもあるとき、
「もうこんな職場いや!スペインで職みつけたから
辞めます!」と言って旅立って行ってしまった。
しばらくして休暇の時に遊びに来てくれたことがあった。
「スペインはどう?」
「もう最高ですよ!だって毎日職場の男性が
かわいいね、ってデートに誘ってくれるんですよ!」
[star_h4 style=”2″ color=”green”]中高年の役割[/star_h4]
中高年の役割は職場を明るく保つこと。
でも、気を付けないとセクハラになる。
自分はどこまでいいかのラインがわからない。
女性が嫌だと思ったらそれはセクハラになる。
おすすめの方法は、職場の女性に誕生日を聞く。
誕生日には少し早起きして1輪の赤いバラを買いましょう。
そしてこうです☟
「お誕生日おめでとう!白いバラだよ!」
「はあ~?どっからどう見ても赤いじゃん!」
「あれ~?君の美しさで赤くなっちゃった~!」
[star_h4 style=”2″ color=”green”]イタリア高齢男性のナンパ術[/star_h4]
イタリア人の白髪男性。
毎日無料の美術館へ通ってる。
毎日通っているから流ちょうにガイドができるまでになった。
そこで観光客の女性に声をかけ、
「よろしければ案内しますよ」と声をかけてる。
大体の女性は喜んでお願いする。
ガイドだけで終わらない場合もあるとか・・・。
[star_h4 style=”2″ color=”green”]感想[/star_h4]
ここで90分間の講演終了でした。
ビジネスの勉強をするようになって、機能的価値より
感情的価値をあげることがいかに重要かを知ったので、
イタリアのお話は本当に納得しながら聞いていました。
文章におこすと、脈絡がないようにも見えますが、
面白いのでずっと集中して聞けました。
プロはやっぱりすごいな、と。
そして、参加者は幅広い世代の方がいらして、中でも
高齢のご夫婦参加が多かったのが意外で印象的でした。
周りから見たら、こむさりゅみたいに女性1人参加の方が
珍しかったかもしれませんが・・・。
これから先の生活、日本の社会・・・。
心配なことが多いですが、とにかく明るく行こう!
明るいと人を引き寄せますしね。
多少の悩みでくよくよしない!
みなさんはどう思いますか?
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